ジョジョ第4部第5話感想



ダクソ3、侵入側の不利はどうにかならないかなぁと思いながらやっている。
そして、どうせどうにもならないことも知っている。
フロム、その点に関しては無頓着だし……
というわけで今回のジョジョ。

形兆を倒したが弓と矢を求めて、虹村家の探索を行う康一君だ。
康一君得意のあえて危険に飛び込むスタイルですな。
そこにいたのは意外! 虹村兄弟の父親!
DIOの肉の芽の影響で(DIOの肉の芽由来なのに何故か陽の光を浴びても平気な)不死身に怪物になったのだ。
エンヤ婆を殺していたし肉の芽の効果はけっこう凄いな。

虹村父はDIOの配下になって膨大な額の金を手に入れていた。
DIOは金持ちだったのだ!
第3部でスタンド使いの殺し屋をたくさん雇っていたのはその資金によるものだったのだろう。
でも、どうやってそんな金を手に入れたんだ?
女性を食料として侍らせていたし、女社長からむしり取っていたりして。
外道ホストみたいだな、DIO。

外道かと思った形兆にも悲しい事情があった。
第4部の敵は今までの敵と違ってこの辺のドラマが多めだ。
吉良吉影だって良心らしきものが芽生えたエピソードがあるくらいだ。
悪役であれど悪ではないスタンド使いは多い。
そんな形兆は前半のボスキャラ、レッドホットチリペッパーから億泰を守って倒れるのだった。
兄貴、南無。いい奴とは言わんがいいキャラであった……

アニメオリジナルのエピソードで億泰は仗助の高校に通っていたのではなく、虹村兄弟の事件以降に通うことになったのが判明する。
ま、待て! それじゃその学ランは何だったんだ!
まぁ、高校生の正装ですからな、学ランは。
エジプトでも着るくらいの。

いつの間にか友人になった仗助と億泰だが、わりと唐突に友人になっていた。
それも億泰の単純さが為せるものか。
まぁ、仗助は億泰の命を救っただけでなく、虹村兄弟の抱えていた闇を救った人間だ。
敵対する理由はないし友情を感じてもおかしくないのだろう。
そして、次回は等身が途中で変わる小林玉美の出番だ!
第4部屈指の小物だけに活躍に期待したい。活躍しないんだけど。