アニメ版範馬刃牙感想 第21話「喰らい合い」&第22話「早贄」



明日から刃牙らへん連載開始+アニメ版親子喧嘩編開始だ!
同時攻勢ですね。そりゃアーマードコアだって闘争を求めますよ。
忙しいけど暇よりはマシですね。
というわけで今回はジャック編!


元ラスボスのジャック範馬が現ボスキャラのピクルに勝負を挑む!
この時点では元ラスボスの貫禄に相応しい実力者がジャックだった。
本部に負けたことで株が大暴落したけど、この時点では立派な実力者だぞ!

ジャックはガードさえロクにしないパワーファイターだ。
ピクル相手にも真っ向からブン殴る! 噛み合う!
噛み合うの!?
歯と歯で噛み合うという一歩間違えればホモォな光景に大興奮だ。
大興奮か?

しかし、パワーではピクルの方が上か、噛み合いに負けたジャックは顔面の下半分の皮を食われてしまう。
TV放映だと真っ黒になる悲惨な光景だがNetflixではしっかり描かれているぞ!
この時にピクルはジャックを3回転くらい回したけど押忍、回しすぎではないでしょうか。
アニメ版の動きの部分、たまにとんでもないことをやらかすから怖いな。

顔面を食われても、そこからの反撃の得意技のアッパーを当ててノーダメージでもジャックの戦意は尽きない。
むしろ、マックシングを起こしてさらなる闘争に備える。
ピクルもピクルで最強必殺技のピクルタックルの構えを取る。
お互いにテンションを高め合う激闘である。
あとそれに乗り遅れて観戦するのが精一杯なのが範馬刃牙である。

ジャックはピクルタックルをおそらくはマックシングによって得られた筋力、反射神経、瞬発力などを駆使して逸らして返す。
ここ、ピクルの必殺技を破るという大きな意味を持つ場面なのにあまり細かく描写されていないんですよね。
結果的には刃牙がやった破り方と同じなのか?

ピクルタックルを破ったジャックは強さ以外に何もいらないという人生を内心で語りながらピクルに強烈な一撃を繰り返す。
栄光さえも捨て去り強さを求めたのだ。
栄光に喜ぶ今とは主張が違う。俗になったな、ジャックよ。
明確な目的を見つけたことで今までとは違うモチベーションを得て強くなったのならそれはそれであり、なのか……?

しかし、耳を噛みちぎるという治癒しないダメージを与えてしまった結果、ピクルを怒らせてしまう。
散々、噛みちぎってきたくせに自分が噛みちぎられるとマジギレするとは理不尽な……
強さとはワガママであることの一端だ!

本気になったピクルは人間の目に捉えられないレベルの超高速移動を行う。
ピクルの本気は単純かつ人知を越えた機動力であった。
その機動力をジャックは捉えられず、そして、その機動力を生み出すフィジカルで殴られて敗れる。
タフネス自慢のジャックが単純なパワーによって砕かれるのだった。
ピクルの強さはまだまだ底が知れない。

でも、ここで終わらないのが元ラスボスの意地だった。
気絶したジャックにピクルは恐怖を感じ食べるのを諦める。
無意識だったとしても中指を両耳に突き立てる準備ができていた!
さらに病院から抜け出しピクルに再戦を挑む。
打ち合わせと違うじゃないっスかぁ!!
まぁ、心意気が良くとも実力の差は補えずワンパンで負けちゃうんですけどね……

それでもラウンド3に挑もうとするジャックだったが刃牙にファイターとして終わり発言をされて、食糧として保存された現実を思い知らされ心が折られる。
如何に兄の無謀な特攻を止めさせるためとはいえ心をへし折るとは……
さすが負け犬も食らう勇次郎の血の系譜である。
もうちょっと穏便なやり方があったのではなかろうか。

ジャックが敗れたのなら今度こそ主人公の出番だ!
圧倒的な強さを誇るピクルを前に刃牙のやることは……ピクルの前で待つ! ピクルがやる気になるのを待つ!
いや、修行とかじゃないんかい!?

ピクルはティラノサウルスの肉を食って満腹になる。
餓えているからこそ戦い、強いのがピクルだ。
そこでどうやってピクルをやる気にさせるかとなれば刃牙の侮辱によるものだった。
相変わらず人をムカつかせるのが上手いな、こいつ……

ともあれ、食べるためではなく殺すためでもなく、誇りを守るための戦い、文化としての戦いが始まる!
まぁ、そんなことを言いながら踏みつけやチョークスリーパーと殺人を疑われるくらいの連撃を繰り返す刃牙であった。
いや、何というか、さすがとしか言えない。
範馬一族の文化レベル、難しすぎる……

だが、刃牙はピクルの反撃によって地下闘技場最上段からの飛び降りを食らう。
ピクルも飛び降りのダメージは受けるが脅威のフィジカルでノーダメージ。
対して刃牙はわりと常識的にダメージを受ける。
高所からの飛び降りは人間にとってはそりゃ大ダメージであり致命傷だ。
だが、範馬刃牙、この致命傷からとんでもないことをしてのけるのであった。
次回へ続く。


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